知ってて得する豆知識

ACT1 人気の間取りのメリット・デメリット

今人気の間取りプランに、2階リビングとリビングの吹き抜けがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、その点も考慮してじっくりプランニングしましょう。

ACT2 最近よく耳にする「ユニバーサルデザインとは?」

バリアフリーと混同されがちですが、その意味には違いがあり、バリアフリーは 「高齢者や身体障害者にとって、障害となるものを取り除くこと」、ユニバーサルデザインは 「誰にでも使いやすく、安全で快適な空間であること」とされています。
例えば、段差のあるところにリフトをつけて車椅子でも通れるようにするのは「バリアフリー」。
部屋と廊下との境に段差を作らず、廊下も車椅子が通れるくらいに広くとり、 老若男女問わず誰でも通りやすくすることが「ユニバーサルデザイン」です。
このように、子どもからお年寄り、健常な人から障害のある人まで、だれにとっても 暮らしやすいのがユニバーサルデザインの家なのです。
特に二世帯住宅など違った世代の人が一緒に暮らす場合、このことは考慮しておく必要があるでしょう。

ACT3 工法によって得意な間取りは違う?

 「大きな吹き抜けを設けて広々としたリビングが欲しい」 「小さな土地を上手く使うために3階建てにしたい」 「子供用のプールを置けるような屋上があればなぁ…」などなど、プランニングに関しては家族の夢がいっぱいにふくらむもの。でも、いざプランニングの段階になってみると、希望の間取りができなかったなんてことがあるものなんです。その理由は、工法によって得意・不得意な間取りがあるから。 上に挙げたものを例に見ていくと、吹き抜けの場合どの工法でも可能ではありますが、簡単なのは鉄骨造や木造軸組みなどの「軸組工法」。3階建てや屋上は、構造的に強い鉄骨造や鉄筋コンクリート造がベスト。さらに、狭い変形敷地に建てようという場合、2×4や木質系・コンクリート系プレハブといった「面」で構造体を形成する工法は合わせにくい場合があります。

ACT4 ペットと快適に暮らすには?

 室内で犬や猫などのペットを飼っている場合、プランニングの際にペットの暮らしやすさを考えることも重要です。例えば犬の場合、散歩以外の時間でも外気に触れてのびのびできるよう、リビングから直接出られるウッドデッキを設けるなどの工夫が必要。さらに、勝手口に足洗い用の流しをつけると、散歩から帰ってきた後も室内が汚れず快適です。また猫の場合、猫用の出入口をつくるなどして室内外を自由に行き来できるようにしてあげましょう。最後に犬・猫に共通して、専用のスペースがあるとペットのストレス軽減になります。

まだまだある後悔しないプランニングのコツ